ゴルフ初心者の定番練習7つ紹介|始めてから100切りを目指す方へ

今回のテーマはゴルフを初めたばかりの方から100切りを目標にしている方への定番の練習方法についてまとめました。

先にお伝えすることは私はレッスンプロではないということ。

一般のサラリーマンです(ゴルフはかなり好き)。

自分が100を切れるようにコツコツ練習していた内容です。

同時に同僚、後輩、時には先輩にも教えながら実践してきた定番練習をお伝えします。

ガツガツの体育会系も、傘より重いものを振り回したことない文科系も、ラウンドを数回重ねるまでに一緒に練習した内容です。

自分にあったものを取り入れてくださいね♪

さあ、今日もいってみましょう♪

7番アイアンを短く持ち、100ヤードを狙い打つ

定番です!

テーマの通り、7番アイアンを少し短めに持って(長く持つと降りにくいし、重いため)ひたすら100ヤードの目標物にめがけて打つ!とにかく打つ!

7番アイアンではなく、8番や9番を使うレッスンプロがいます。

今回は私自身が7番をメインで使っていたため、7番アイアンを使用する設定で話を続けますね。

目的は以下の通り。

  • 7番アイアンを構えた時、ボールを置く位置は両足の両足の真ん中という基準を作る
  • 決まった位置にボールを置くことでアドレスを一定にしていく
  • 繰り返し打つことで7番アイアンの飛距離を明確にする

ポイントは以下の通り。

  • 7番アイアンを持って構える時、肩幅か肩幅よりやや狭めにスタンスを取り、ゴルフボールの位置は両足のセンターにセットする
  • ボールの位置を右足よりでも、左足よりでもない中心の位置に決めることが大事です。(ダウンブローで打つために、ボール一つ分右足よりに置く、という場合もあります)

毎回バラバラだと打つ球も定まらないですよね。難しく考えるのはやめて、ただひたすらに打ってみましょう!(ただし、同じ練習は長くても30以内がいいと思います!)

7番アイアンの男性の平均飛距離は140ヤードらしいです。ゴルフを初めたばかりで、しっかりボールを打つことが出来ない間は短く持ってまずはある程度打てるようになることを目標に100ヤードを狙ってみましょう。慣れてきたらスタンスを肩幅くらいにしたり、グリップを長めにしたりしてみましょう。

クラブ2本素振り

練習というより練習場でのウォーミングアップ時によく見かけます。クラブ2本素振りのメリットは以下の通りです。

  • クラブが重い為、手だけでなく、両腕を上体と一体に保ちながらスイングできる
  • クラブヘッドの重さを感じながらスイングできる
  • 体重移動しながらスイングできる
  • クラブが重い為、手だけでなく、両腕を上体と一体に保ちながらスイングできる
  • クラブヘッドの重さを感じながらスイングできる
  • 体重移動しながらスイングできる

練習のポイントは以下の通りです。

  • 8番・9番など番手の近いクラブを2本用意する
  • 2本束ねて両手でしっかり握る
  • ゆっくり素振りをする(小さい素振りから、徐々に振り子を大きくする)
  • ガチャガチャ音が鳴らないように素振りする
  • 腕とクラブを一体感を持つように、体重移動を感じながら素振りする
  • 8番・9番など番手の近いクラブを2本用意する
  • 2本束ねて両手でしっかり握る
  • ゆっくり素振りをする(小さい素振りから、徐々に振り子を大きくする)
  • ガチャガチャ音が鳴らないように素振りする
  • 腕とクラブを一体感を持つように、体重移動を感じながら素振りする

初心者の頃はどうしても小手先でボールを打とうとしてしまいます。打ちたい気持ちが強く、スイング全体の流れがスムーズにいかずギクシャクしてしまいます。そういった余分な動作や力みを軽減してくれます。クラブ2本素振りを練習前の体操感覚でいいので是非取り入れてみてください。

こういう練習は目に見えた効果はわかりにくいですが、継続することで上達の手助けとなるので体操やウォーミングアップの一環としてルーティン化をおすすめします。

サンドでアプローチ練習

私自身、初めてラウンドする日が決まってから死ぬほどこの練習をしました。笑 体への負担も少なく、とにかく数多くボールをポーンと打つ感覚をつかめます。

目的は以下の通りです。

  • グリーン周りからのアプローチの感覚を養うこと
  • クラブを上げて落とすだけで、力が無くても簡単に球が飛ぶことを覚える

練習ポイントは以下の通りです。

  • サンドウェッジのバウンス(クラブと地面がぶつかる面)があることを認識する
  • 左右の足のセンター、若しくはやや右側にボールを置く
  • フルショットでは無く、3割から5割くらいの力感
  • ボールを直接打たず、地面にクラブヘッドがドンとぶつける(ドシンじゃ無くドン)
  • クラブがドンと地面にぶつかり、その後にボールが飛んでいくイメージを持つ

練習場で打ちすぎて疲れてしまった時、難しく考えすぎて疲れてしまった時の息抜きに適した練習法でもあります!

7番で30、50、80、100、150Y狙い打ち

個人的に好きな練習方法です。練習場には距離表示された看板や目標物があると思います。そこに向かって番手を変えずに距離を打ち分ける練習です。

目的は以下の通り。

  • アイアンの番手を変えずに距離を打ち分けるためにスイングの強弱や振り幅を覚えることができる
  • 近い距離を打つとき、ボールに対して小さな力を上手に伝えることができるようになる
  • コースでも使えるランニングアプローチを覚える

ポイントは以下の通り。

  • 7番アイアンで近い目標物から順番に30、50、80、100、150Yと1球ずつ打っていく(距離は目安です。あくまでの近い目標物から順番に狙いましょう)
  • 上手く狙った所にいかなくても気にしない。大体の所を狙ってリズムよく打つことに集中する
  • 番手は変えずに、クラブの長さ、スタンスの広さ、フェースを開いてみたりと色々工夫してみる
  • 慣れてきたら目標物をランダムに決めて、距離・方向を次々に変えてみる

ポイントにも述べたように上手くいかないことを気にしないことが大事です。リズムよく、低い球、強い球、、、狙ったより右に行った、あそこを狙うといつもトップするな等、だんだん傾向が出てきます。それを確認することは大事です。右の方向へ打ちたいのになぜか左に曲がる球が出るなど、、、不思議に思いますよね。一度構えたときに自分の上半身と下半身が平行になっているか確認してみると面白いことになってますよ!こういう話はここでは触れず、また別の機会にしたいと思います。

そうそう最初は7番で150Yも飛ばないですが、出来ないとわかっていても打つ練習をしてみてくださいね!!

ドライバーで150Y、200Yを狙い打つ

もしかしたら定番ではないかもしれないですが、1年だけレッスンを受けた時に教えてもらった練習方法です。私は練習場で必ずやるドリルです。

目的は以下の通り。

  • ドライバーのコントロール向上
  • ドライバーで低い球を打つ
  • 少ないスイング幅でしっかりミートすることを覚える

ポイントは以下の通りです。

  • ドライバーで150Yを3から5球打ち、次に200Yを3球から5球打つ
  • 方向よりも距離を合わせることに重点をおく
  • 失敗しても気にしない、リズムよく打っていく
  • 150Yと200Yを狙って打つ時のスイング幅を意識してみる
  • 慣れてきたらティーの高さを変えたり、ドライバーを短く持ったり、ボールを低く打つようにしてみたりと色々工夫してみる

わざとトップさせて低い弾道の球で150Yの看板に当たったりしたら最高にドヤ顔になります!笑 この練習でドライバーのコントロールする力を養ってください。

パター練習

パターの練習は地味です。そして上達したかが明確にならないため練習を継続して出来ないと悩む方も多いのでは。今回は初心者向けの練習方法ということなのでシンプルなものを選びました。そして極力、即効性があるもの。それはとにかく近くて確実に入る距離から何度もボールをカップインさせ、少しずつ距離を離していくという練習方法です。

目的は以下の通り。

  • この距離なら絶対入るという距離を覚える
  • この距離なら大体入るという自信をつけて、力みのない自然なストロークを身につける
  • 近い距離であれば真っ直ぐ引く、インサイドイン、強弱などを必要以上に考えないでストローク出来るため、ヘッドの方向性を合わせることに集中できる
  • 上手くカップインできない距離を把握する
  • 上手く入らない距離を知り、それ以上離れているときは無理に入れに行かず、寄せるという選択肢があることを学ぶ

ポイントは以下の通り。

  • とにかく近くから連続でボールをカップインさせる
  • 平坦な所に切ってあるカップ、または目標物をターゲットにする
  • 難しいことは考えず感覚的にリズムよくカップインさせることに意識する
  • 慣れてきたら少しずつ距離を伸ばす
  • フック、スライスの練習をするときはフックラインを連続、スライスラインを連続で入れるように練習する
  • とにかく近くから連続でボールをカップインさせる
  • 平坦な所に切ってあるカップ、または目標物をターゲットにする
  • 難しいことは考えず感覚的にリズムよくカップインさせることに意識する
  • 慣れてきたら少しずつ距離を伸ばす
  • フック、スライスの練習をするときはフックラインを連続、スライスラインを連続で入れるように練習する

これは私の好きな練習方法です。練習でもパターは外した時に嫌な気分になります。しかし、この練習ならコツコツカップインしてだんだん調子に乗っていけます。ある意味成功体験を重ねる効果が狙いでもあるので自分で自分の調子をあげて行きましょう。

マイルーティンを作る

最後はスポーツ界では定番ですが、一般的にはあまり言われないかもしれないですね。ですがメディアで見かける一流スポーツ選手は大抵自分のルーティンを持っています。代表的なのは野球界ではイチロー選手、ラグビー界では五郎丸選手、フィギュアスケート界では羽生選手、もちろんタイガーウッズ選手もルーティンがあります。タイガーウッズ選手のルーティンはシンプル過ぎてわかりにくいですが、ジュニア時代から同じルーティンを用い、変えていないようです。また本人もルーティンの重要性を語っています。

プロスポーツ選手の代表的な、そしてお手本となるルーティンまとめはこちらから!

有名アスリートのルーティンまとめ

長くなってしまいましたが、ルーティンは個性があって構いません。ただし複雑すぎるルーティンはあまりおすすめしません。

ルーティンの目的は以下の通りです。

  • アクションの前に同じ動きをすることで(ルーティンを用いることで)、成功を妨げる不安や心配を防ぐことができる
  • いつもと違う環境下でもリラックスしてパフォーマンスを発揮しやすい心理状態になる

ポイントは以下の通りです。

  • ショットを打つ前、ラウンドする前、失敗した時などに簡単に行うことができるルーティンを考える(パターの例:ボールの後ろからラインを見る、アドレスを取り1回カップを見る、2回素振りをする、セットアップして1回カップを見る、打つなど)
  • 簡単で一連の流れがある動きが取り入れやすい
  • イメージが湧かない時は人のルーティンの真似でも良い

最後の練習方法はちょっとイレギュラーな感じもしますが、是非練習にも取り入れて見てください。ちなみに私はゴルフを始めたばかりの頃に作ったドライバーのアドレスまでのルーティンは10年以上変えていません。

逆に誤った動きや癖をルーティン化してしまうと修正する時に違和感が伴います。修正する時のコツは新しいルーティンを取り入れることです。今までの動きを「やらない」というのは非常にストレスを感じますが、新しいルーティンに「置き換える」ことは意外にも慣れやすいです。一度ルーティンをできたのであれば変更することだってできますよね♪

以上、今回は初心者向けの定番練習方法をまとめました。1つでも皆さんに合うものがあれば幸いです。

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