ゴルフを始めて何回かラウンドもした。練習場にも週1回は行くようになった。職場の仲間と月1回はラウンドするようになった等。
いつか立ちはだかる「100」という壁。その壁に挑みたくなる時がやってきます。「100切り」という言葉を知り、意識し始めた時、きっとあなたはホール毎のスコアに一喜一憂することになるでしょう。そしてノルマを自分に課し、息苦しいゴルフ、自己嫌悪に陥るゴルフを体験することになるかもしれません。
あくまでも私見ですが、そんな悩みを持つ皆さんに少しでもヒントになれば良いなと思います。
さあ、今日もいってみましょう♪
100を切る 理屈編
100というスコアで収める為にはどうしたら良いか。まずは理屈で考えてみましょう。
99というスコアを出すにはパー72のコースで27オーバーまでは許されるということ。まずは1ホール毎のスコアの目安を確認してみましょう。
- 全ホールボギー・・・90
- 全ホールダブルボギー・・・108
- ダブルボギーを9ホール ボギーを9ホール・・・99
上記の通り、数字の上ではダボは9回、ボギーは9回までに収めれば100は切れます。
では次に18ホールの内訳はというと。基本的には
- パー3・・・4ホール
- パー4・・・10ホール
- パー5・・・4ホール
となっています。スコアカードを見てみれば一目瞭然ですが、皆さんは自分が得意・不得意なホールがパー3なのか、パー4なのか、それともパー5なのか把握していますか?スコアをまとめる上で得意・不得意を理解しておくことは重要です。不得意なホールは積極的にダボを狙います。パー3(ショートホール)が苦手ならショートホールはダボを目標にするということです。ショートホールの4ホールが全てダボでも、あと5ホールダボが許されています。
100を切る マインド編
先に述べた計算で自分がどれだけミスできるかがわかりました。次はマインドコントロールです。
ティショットを打つ前に「このホール、大叩きしそうだな」「狭いなー、ティショットOBになりそう」と予感がしたことはありませんか?この予感を見逃してはいけません。嫌な予感がしたらこのホールはダボで上がることを目標に切り替えましょう。
例えばショットの調子がイマイチな場合。ダボを目標にするならワンオンを目指さない。2打でグリーンオンして3回パットを目指す。パットは3回打てるから2回打ってOKパット圏内に寄せる。という計算をします。
ポイントはショットもパターもシビアに狙わないということ。自分の実力以上のものを出さず、これくらいならできるかな、あの範囲になら打てそうかなとハードルを下げることで大きなミスを防ぐ事が重要です。リラックスした状態で良いパフォーマンスを引き出しましょう。
100切りを妨げるもの。それは1ホールで大叩きをしてしまう事です。
100切りのためのNG集
100切りのために気をつけたい事をまとめて見ました。
- ティショットでOB
- →気をつけてやめれるなら誰も苦労しないです。無くならないなら減らす対策を。
- セカンドショットでOB
- →振り回して激しくフック、シビアに狙いすぎてシャンク、、、
- OB後の打ち直しでまたOB
- →落ち着いて、仕切り直して。はい、またやらかしたー!!!
- ダフリを連発
- →土と芝の方がボールより飛んでいる、、、
- グリーン周りでトップ、グリーンを往復
- →往復ビンタなんて呼ばれることも。
- バンカーから出られない
- →誰だ、ここにバンカー作った人は!!
- パットが強すぎて行ったり来たり
- →ショットより多くパターを打ってしまうなんて、ショック。
以上がよくあるミスです。私も何度経験したことか。やる度に自己嫌悪ですよね。スコアにも、メンタルにも大打撃です。100切りの天敵です。でもこれらを対策できれば一気に90台が目の前までやってきます。対策をしっかり練ってみると意外に防げることもあるはずです。
私なりの対策方法は長くなってしまうので次回にまとめます。ここでは大きなミスが何かをまず知っておくことにしましょう!!
ゴルフにミスはつきもの
ラウンド中のミスはなくなる事はありません。100切りを意識しだすと各ホールスコアとの一喜一憂はもちろん、ミスした時の嫌悪感とも向き合っていくことになります。ミスはミス、目を背けずミスを受け入れ、ちょっと冷静にミスを振り返ってみましょう。そして「良いミス」と「悪いミス」を自分で評価することをお勧めします。
良いミスと悪いミス
ミスという事は自分がイメージしていたものと違った結果になってしまったということです。全てイメージ通りならミスにはならないし、ゴルフも面白くないかもしれません。誰もが球を打つ前にこうなってほしいというイメージをしますよね。このイメージが良いミスと悪いミスを作り出します。
先に悪いミスを記述してみます。
- 300ヤード、練習場では最高250ヤードしか飛ばないのにドライバーマン振り、結果OB。
- 林から一か八かピン方向をめがけて糸を通すようなスーパーショットを狙う。結果木に当たる。
- ライが悪いところでフェアウェイウッド使ってOB。次こそは!でもう1度OB。
など。私自身も気をつけていないとついついやってしまう事です。悪いミスに一貫して言える事は打つ前のイメージの時点で自分を過大評価してしまうこと、今までのミスを取り返そうと無茶な冒険をしてしまう事、そしてミスの分析のやりようがない事です。結果、打つ前にもう少し具体的にイメージしてみる(考えてみる)ということがないとミスした時に、「やっぱりやめときゃよかった。」と思っておしまいということです。
では私が考える良いミスとは。
- フックで下りのライン。一番ダメなのは強く打ちすぎて返しのパットが長くなること。次に嫌なのは弱すぎてカップ左手前。よし、入らなくてもカップ右から弱めに打つべし!→結果、カップ右からオーバーしてしまう
- 320ヤードフラットなパー4。200ヤード地点から横幅狭し。今日の調子を考慮すると4番ウッドで200ヤード手前を狙う。ヘッドアップしてトップ、150ヤードしか飛ばず
- パー3、前進3打無しの150ヤードのショートホール。グリーン右に大きなバンカー、左は斜面でOBあり。左を避けて最悪右のバンカー。→しっかりバンカーに入り、上手く出せず3オン、2パットのダボ
どうでしょうか。私が思う良いミスとは打つ前にイメージしている段階でどっちが良いかを考え、自分で決意して挑戦した結果のミスです。そして大きなミスへと繋がらず、最悪取り返しがつくミスです。結果的にはミスじゃないか!と思うかもしれませんがここで大事なのは「結果上手くいかなかったが、打つ前の時点ではベストチョイスだ、良しとしよう!」と気持ちを切り替えやすいということです。
何も考えず打った後は後悔が残ります。自分でいくつかの選択肢の中から選んだ方法で生まれたミスは受け入れやすいものです。このミスの違いが後々スコアに影響してきます。
いかがででしょうか。100切りを目標にして、いくつかイメージしやすいものがありましたか?
次回は100切りのためのNG集の対策方法をまとめてみます。100切りのために試行錯誤した方法を皆さんにもお伝えしたいと思いますのでよろしくお願いします!!!
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