ゴルフコンペ景品の決め方|5つのポイントを流れに沿ってまとめました

「あなたは参加人数20人のゴルフコンペの幹事に抜擢されました。参加費は一人1,500円。全員に参加賞は必須、1位から3位までは豪華な景品を。今回のゴルフコンペではラウンド後に表彰式で賞品を渡すので手配しておいて下さい。」

さあ、あなたはどうしますか??

ゴルフコンペって楽しいですよね!ゴルフ自体も楽しいけど、コンペ景品に期待しちゃいます。

でも準備する方は結構悩みます。私自身、コンペの幹事や景品に携わることが多かったので幹事様の大変さはわかります。どんな景品を準備したらいいのか。

今回は幹事に不慣れな方、景品選びに迷っている方にポイントをまとめてみました。せっかくだから景品選びも楽しみましょう。

さあ、今回も行ってみましょう♪

どんな人たちが集まるコンペなのか

「コンペ景品を受け取った人が喜ばせたい!」この気持ちが大事です。その為には参加する皆様のことを知ることが重要です。若い人が多いのか、家庭持ちが多いのか、県外から来る人が多いのか・・・参加者によって喜ばれる景品は大きく異なります。ざっくりですが喜ばれる景品のイメージをしやすいように以下にまとめました。

  • 30歳未満の若い参加者が多い→一人暮らしで役立つもの、ゲーム・商品券・テーマパークのペアチケットなど
  • 30代から50代の家族持ちが多い→肉・海鮮などのグルメ系、家族旅行の旅行券、家電、商品券、地元のお土産関連など
  • 50代〜70代で男性メイン→お酒、おつまみや酒の肴、グルメ系
  • 女性が多い→ギフト券、デザートグルメ券、地産の食材
  • アスリートが多い→ボール、練習器具、プロテインやサプリメント、肉・海鮮食材

少しはイメージが湧きましたか?

闇雲にネットを探し回るよりまずは「こんな感じかな?」とイメージを膨らませましょう。イメージが浮かべばスーパー、ネット、ニュースを見ているときに突然ひらめいたりします。

イメージを膨らませて楽しい景品を集めましょう!

予算を確定させる

予算を把握しましょう。

どんなに良い景品が見つかっても予算オーバーはできません。

1位にはいくらまで出せるか、飛び賞にはいくら、参加賞はいくらというように一度概算してみましょう。

コツは「大体これくらい」とざっくり決めることです。はじめからゆるめに金額設定し、購入できるものを検討しながら微調整していく方法が一番早くまとまります。キツキツに考えるより精神的にも楽です。

参加者の人数と参加費を確定させ、予算の中で賞品を決定していきましょう。

賞品の構成とメリハリ

賞品構成は1位から3位を豪華に、4位から10位はそこそこ。5、10、15位・・・の飛び賞は参加賞よりは豪華に。ブービー賞、ブービーメーカーはほどほどにというところでしょうか。ちなみにブービーメーカーよりブービー賞の方を豪華にしましょう。

一番避けたいのは全員に良い賞品をと思い、1位から3位の賞品にインパクトがなくなってしまう事です。やはり1位から3位は「これは豪華だな!!」と思われる目玉賞品を選択すべきです。

4位から10位は1位から3位までには劣るものの、当たったら自慢したくなるような賞品を選びましょう。

予算的に難しい場合は安い賞品を詰め合わせたり、お酒を2本セットにしたりと単品だとイマイチでも組み合わせによって豪華な賞品となります。

飛び賞、当日賞、ブービー賞、ブービーメーカーなどは金額を抑えながら「ちょっと面白い」賞品などを選ぶと賞品を並べたときにメリハリが出ます。

例えばお酒を賞品としていくつか出す場合、上位の当賞には本格的な名酒を出し、飛び賞には安価だけどパッケージが綺麗なお酒、安価だけど季節限定のお酒、ゴルフ場の地域に関係する地酒などをチョイスすると賞品ディスプレイが賑やかになります。

参加賞も豪華でなくても夏のコンペならキンキンに冷えた地元のフルーツジュース、春であればもらってすぐに食べれる桜まんじゅうなど、プレーした後にもらって「ちょっと嬉しいな」と思えるものを選ぶと喜ばれます。

ではあまり喜ばれない賞品とは・・・。次のタイトルへ。

避けたい景品

避けたい賞品は理由もはっきりしている為、以下に箇条書します。

  • 日持ちしない生もの・・・帰ってすぐに食べないといけないものや、冷蔵庫に入らない大きな生ものはかなり困ります。持ち帰っている間に賞品が傷まないように、保冷剤や冷凍バッグなど必ず対策を取りましょう
  • 重すぎるもの、大きすぎて持ち運べないもの・・・ゴルフ場から自宅に送ってもらう、または当日は目録にしておき、当選者には自宅に直送できるような対策をとりましょう
  • 骨董品・ヴィンテージ品などのマニアックすぎるもの・・・価値がよくわからないものをもらっても喜べません
  • サイズ、規格が全く合わないもの・・・せっかくもらってもサイズが合わないのは残念です
  • 季節感がないもの・・・夏に厚手のソックスが当たっても!泣 以前本当にあった話です

良かれと思って準備しても素直に喜んでもらえないこともあります。心配な時は別の人に賞品について意見してもらうのも1つの手段です。

より喜んでもらう為に。

以前私は地元で有名な生キノコを参加賞に選びました。皆さんはキノコをもらってどう思いますか?

ここで重要なのは、「このキノコは地元で有名なキノコ専門店で、天皇へ奉納する大嘗祭にも出品したんですよ」と一言添えることです。

この一言で「ただのキノコ」→「特別なキノコ」へと意識が変わります。

つまり、賞品を選んだ理由、その商品の価値を説明して「これは良い賞品だな」と理解してもらうことが重要です。その商品の「価値」をプレゼンしましょう。

それから私は実際に食べたり、飲んだり、使ってみたりして「これは美味しかった」「思ったよりあっさりしていて、飲みやすかったです」「自分じゃ買わないけど、あると便利なんですよ」など、感想を伝えるのも良いと思います。

せっかく自分で準備した賞品ですので、当たった人に興味を持ってもらいましょう。

まとめ

いかがですか?少しはお役に立てれば幸いです。

先にも触れましたが、当たった人に喜んでもらいたいという気持ちが大事ですよね。実際に賞品を渡す時に、当選者のリアクションを見てみましょう。すごく喜んでいた、ちょっとリアクションが薄かったなど、色々あると思いますが、その経験をもとに次回はもっと良い賞品をチョイスできるようになると思います。

景品選びはちょっと責任も感じますが、折角なんで楽しんでやりたいですよね♪

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