スピードゴルフ体験談|打って走って、スピードゴルフとは?

ゴルフ

芸能人がスピードゴルフをしているのをテレビで見たことがあるかもしれませんね。私の周りでも「スピードゴルフ」という言葉が以前よりよく耳にするようになりました。

私自身、スピードゴルフを始めたのは2020年から。大会や体験解などを含めて5回挑戦!

まだまだビギナーではありますがスピードゴルフを体験して感じたこと、大会での様子をまとめて見ました。

やったことない人でも少しはイメージできるかも。

ではいってみましょー♪♪

スピードゴルフとは?

ゴルフのスコアとランタイムを合算したスピードゴルフスコア(SGS)で競います。

計算方法は簡単でゴルフスコア90、ラウンドタイムが60分の場合、90+60=150となりSGSは150ということになります。

もちろんSGSが少ない方が上位となります。

1打=1分ということです!

ちなみにスピードゴルフオープン2021(栃木県セブンハンドレッドクラブ:18ホール)の優勝者はゴルフスコア76、ランタイム47.08、SGS(123.08)です!

普通にラウンドしても76なんて出ない!笑

スピードゴルフのルール

スピードゴルフの簡単なルール説明です。

ゴルフクラブは最大7本まで使用できます。

クラブケースに入れるもよし、そのままクラブを握って走るもよし。

ゴルフ場のドレスコードを守り、走りやすいウェア、スパイクレスゴルフシューズやランニングシューズでゴルフ場を駆け抜けます。

但しグリーン上を走るのは禁止です。

バンカーに入ってしまったらレーキでならします。タイムロスにつながるのでバンカーは極力避けたい!

ゴルフマナーとルールはしっかり守りましょう!

スピードゴルフは一人ずつスタートします。自分より後にスタートした選手が追いついてきた場合は後ろの選手が優先です。後に詳しく説明します!!

スコアの申告は各ホール、または3ホールに一人配置されているスタッフに申告します。(大会毎に異なります)

スピード勝負のため慌ててしまってスコアを忘れてしまったり、間違えないように注意が必要です。

最終的にはラウンド後に係員からランタイムの報告を受け、アテストコーナーでSGSを申告します。

以上がスピードゴルフの簡単なルール説明です。

クラブの選び方

スピードゴルフの使用できるクラブの本数は7本です。

たくさんクラブを持って走るのは体力の消耗、スピード減速に関わるためクラブ選択は念入りにした方がいいです。

ドライバーやドライバーに代わるウッドが1本。パター1本。100ヤード以内のウェッジが1本。この3本のクラブは必須ではないでしょうか。

あとはユーティリティーやロングアイアン、ミドルアイアン、ピッチングやサンドを選ぶ選手がほとんどです。

コースの距離、自分の得意な番手、ハーフショットで打てる距離などを計算し、戦略を立てるのもスピードゴルフの魅力の一つです!

私はドライバを抜いてフェアウェイウッドでティショットを補っています。

ロングホールでもフェアウェイウッドをしっかり2回打てれば400ヤードは稼げます!

走る距離、走る速さはどのくらい?

18ホールのコースだと一般的に白ティーで6,000〜6,500ヤードではないでしょうか。換算すると約5.5キロから6キロです。最短距離を走れればいいですが、右に行ったり左に行ったり、コース間のカート道の移動距離を入れると7キロくらいにはなりそうですね。

そこをゴルフクラブを持って走るわけですから普段からトレーニングしているランナーでも結構キツイです・・・。

参考までに私の過去の記録は・・・

ハーフトライアル:ランタイム30分(ゴルフスコア45)

18ホール:ランタイム70分(ゴルフスコア96)

通常、ただ走るだけなら10キロ50分くらいの走力です。

初めて体験する方はハーフがオススメです♪♪

ウェア、ランニングシューズの選び方

ウェアは基本的にゴルフウェアでプレーしている方がほとんど。

季節にもよりますがポロシャツ&ハーフパンツが無難でしょうか。ゴルフ場のマナーに反しないことが重要です。

シューズはランニングシューズ、スパイクレスのゴルフシューズをチョイスしている選手が多いです。

体験談ですが芝の上を走るのはかなり消耗します。

負担は少ないのですがコンクリを走るより反発が少なく、推進力が弱いように感じます。

よって前に進むために余計に「漕ぐ」必要があるように感じました。

個人的には軽さ重視で、若干グリップ力のあるランニングシューズが適していると思います!

追いついた時、追いつかれた時

ハーフの競技では機会がないかもしれません。

しかし18ホールとなると必ず「前の選手に追いつく」「後ろの選手に追いつかれる」という状況に遭遇します。

追い越す際には「フォアー」と合図し、追い越される選手はコースの脇に移動し追い越しを譲る必要があります。妨げになると1打罰になってしまうので追いつかれた際にはすみやかに進路を譲りましょう。

追いついてきた選手が優先と考えましょう。

追い越される選手も、追い越す選手も声掛けをしながら打球事故などに気をつけなければいけないですね!

1分1打。ボールを見失ったら

スピードゴルフは時間との戦いです。ボールを見失って探している時間も勿体無い!同伴者もいないのでどこに行ったかわからない場合、つまりロストの場合はロストしたと思われる箇所からホールに近づかず2クラブレングス以内に球をドロップしてプレーを再開しましょう。この時は1打罰でプレー再開することができます。

私も過去2度ロストした経験がありますが、1回目はゴルフスコアが良かった為執着しすぎて時間がかかってしまい、結局見つからずという悲しい経験があります。

状況によって「ロスト!再開!」と即決断することも必要ですね!

大会に出場した体験から。失敗と反省・・・

最初の大会で反省したのは走るペース配分です。

とにかく気持ちが前のめりして最初から飛ばしすぎました!

走る練習は相当していたつもりですが後半3ホールはかなり足にきていました。

左足が踏ん張れず左へ右へ・・・

ショットのブレは走行距離にも影響します。

また心拍数が高い状況でのショットは気持ちを落ち着かせる意識をしていないと焦ってしまってミスショットや3パットを連発してしまいます。

ペース配分と気持ちの管理を意識的にする必要があります。

次に悔やまれたことはボールをロストしてしまったことです。スピードゴルフのハーフトライアル時にフェアウェイ左ギリギリにボールが落ちたところまでは見えていたのですが、行ってみると見当たらず・・・

打ってからすぐに走り出すのでボールの落ち所を注意していないとボールを見失ってしまいます。夕陽でボールが見えにくいケースもあります。

ボールを探す時間が勿体無いのでボールの行方を見失うのは極力避けたいところですね。

何と言ってもショックを受けたのはラウンド中の迷子!

基本的にスタッフが立っていたり、進路の看板があります。

たまたま追い抜き・追い越しと私を合わせて3選手が同じグリーンに集結し混雑してしまい、次のホールに向かう際に道を間違えてしまいました。

3人とも別のティーインググラウンドへ。分かりにくい所だったのでスタッフに案内して欲しかった!!

少なくても5分は無駄にしてしまいました。

以上、スピードゴルフを体験したことを踏まえて紹介させていただきました!

興味ある方、ぜひ一度参加してみてください。

ホールアウトした時の達成感はなんとも言えませんよー!

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