前回は100切りを目標とした時、知っておいた方がいい内容をまとめました。今回は90台という世界の前に立ちはばかる壁を打破するための対策を私なりにまとめました。
実は100切りを邪魔する行動がいくつかあります。今回はそのNGや対策をまとめてみました。さあ、今日も行ってみましょう!!
ラウンド前に練習!
当たり前ですがラウンド前には練習をしましょう。練習をするということは予めプレー時間より1時間前にはゴルフ場に到着し、余裕を持ってラウンドに備えること。スタートギリギリに到着し、いきなりティショットでは余程の上級者じゃなければ良いスコアは出せません。体操をゆっくり行い、朝一の眠っている体を目覚めさせましょう。怪我の予防にもなりますので、朝の新鮮な空気をたくさん取り込んで1日気持ち良くラウンドできる準備をしていきましょう。
練習場では体操、素振り、ショートアイアンから徐々に番手を大きくして行き最後にドライバーという順番が定番ではないでしょうか。一通り打ち終わったら目標物を決めてクラブを替えながら打つことをオススメします。ただ気持ち良く打つ事に集中していると何球あっても足りませんし、全球を完璧に打つことはできません。トップ、ダフリ、チーピンが練習場で出ても焦らない。ミスは出て当たり前と大らかな気持ちで練習を終えましょう。
ショットの練習後はパットの練習もしましょう。ここでは球を入れることに集中するのではなく、球の転がりを観察しながら様々な距離、フック・スライスなどを打っておけばOK。パター練習は入る、入らないよりもデータを集めるつもりで「なるほどね。」なんて言いながら余裕を持つことをオススメします。
練習場がないゴルフ場では体操を念入りにすることと、8割程度の力で素振りをしっかりしておきましょう。練習場と同じルーチンで、短いアイアンから番手をあげてドライバーの素振りをしておくとティショットまでに安心して準備ができます。
各ホールの特徴を抑える!!
さてラウンド開始!まずはホールの特徴をざっと捉えることが大事です。コースは真っ直ぐか、右曲がりか、左曲がりか。池はあるか、バンカーはあるか。OBはどこからなのか。ナビのコース戦略を見るのも大事です。
一度全体像を見た後に、ここは難しいホールだから良くてボギー、悪くてもダボで上がろうとイメージしてみましょう。ある程度予想をしながらティショットに臨むことをオススメします。ポイントは全体像を見てからバンカー、池の位置を確認しとくことです。
ここはドライバー使わない♪
私は初めてのラウンドの時、ピッチング、9番アイアン、7番アイアン、パターだけで回ってスコア108でした(自慢)。次のラウンドではドライバーを入念に練習してから回りましたが124でした。コースの難易度、その日の調子もあると思いますが、ドライバーというのはミスショットに繋がるリスクが確実に高くなります。ドライバーは飛距離を稼ぐ道具ですのでOBになる確率が高くなるのは当たり前です。ここで私が言いたいのは、ティショットはドライバーで打つという決まりは無い!ということです。自分の実力、今日の調子を冷静に考えてOBになりやすいホールはアイアンで攻めましょう。
同伴者が問答無用にドライバーショットを打つ中、「ここはアイアンでしょ!」なんて言いながら悠々とアイアンでティショットしてみてください。
ミラクルショットは10回に1回だからミラクル
トラブルは付き物です。林の中から隙間を縫ってピン方向へスーパーショット!なんて考えはやめましょう。目の前の池をギリギリ超えてグリーンオンのスーパーベタピンショット!←これもダメです。自分がイメージしているイメージ通りのナイスショットは毎回出るものではありません。何回かに一度出るからミラクルショットというわけです。練習場でも自分が満足いく素晴らしいショットは数えるくらいしか無いと思います。上手な人達はそれを知っていて、もし上手くいかなかったとしてもリスクを最小限に抑える方法を選択肢します。
夢を潰すわけではないですが今回は「仁義なき100切り」がテーマです。手堅く100切りをする方法をまとめていきます!!
バンカーに入ったら1打ペナルティ
グリーンはすぐそこ、バンカーからピンそば5ヤードくらいを狙って、、、ホームラン!反対のバンカー!って一度は経験がありますよね。普段からバンカーの練習をしているわけではないので、力んだ結果が大きなミスに繋がります。バンカーに入ったらペナルティを1打で払うつもりで、まずは運良くバンカーの外に出ればいい!くらいの気持ちが大事です。
そもそもバンカーから狙った所に打てるならバンカーには入らないはずですよね。笑 普段からバンカー練習をしていなければ潔く、1打捨てる気持ちでまずはバンカーの外に出れOKとしましょう。
OBの打ち直しはまたOB
ティショットは完璧でフェアウェイど真ん中。残りはまだ250ヤード、まずは右のOBを避けつつ、ウッドで200ヤード飛べば良しとして・・・はい、右にスライスしてOB!! ・・・仕方ない、もう一度仕切り直してしっかり素振りをして・・・はい、さっきと全く同じOB!!
これも良くあります。泣 打ち直しが1球目と全く同じ球が出て大失敗。同じ人間が同じロケーションで打つわけですから同じ結果になる確率は高いです。1番の解決策はクラブを変えることです。ただ、これには潔さとクールさがないとできないことです。もし、どうしてもリベンジするならグローブを一回外して、つけ直す。そして屈伸してから打ち直しをしてみてください。重要なことはさっきの失敗した流れを一度断ち切ることです。ルーチンやリズムを変えることは少しストレスを感じますが、同じ結果になることは避けたいですよね
残り10ヤード!ボールはどんな状態?
さあ、ピンはすぐそこ。ここまでノーミス。ウェッジで軽くピンまで寄せて・・・トップしてグリーン奥!! 若しくはダフって2ヤードしか進んでない!!
イメージがピンに行きすぎていると思わぬミスをしてしまいます。打つ前にボールの状態をよく見てみましょう。少し芝が薄くてトップしやすい感じはないですか?ラフまではいかないにしても少し芝が伸びていてクラブが引っかかる感じはありませんか。
簡単に思えるショットの時こそ冷静にボールの下の芝の様子を見てみましょう。慌てずじっくり見るとちょっとトップしそう、ダフリそうと危険を察知できることがあります。ボールの手前で素振りをしてみましょう。クラブのフェースを開くべきか、閉じるべきか。クラブを短く持った方が打ちやすいかな。よく見ると爪先下がりになってるな、シャンクに気をつけよう。などなど。
ボールの置かれている状態をよく見て、イメージを膨らませてから一打に集中しましょう。
下りのパット、登りのパット、どこを狙うか
「ピンをオーバーしなければ、入る可能性はない」と言いますがパットでピンをオーバするように打つのは、100切りを目指している方々にはオススメしません。オーバーして戻しのパットが長い距離になってしまうと3パット、4パットになってしまうかも。強気のパットは大きなミスに繋がるリスクが高いです。
まずは登りか、下りか見ればわかりますがしっかりと意識することが大事です。
私のオススメは上りではピンオーバーするように、下りではピンの手前でボールが止まるように狙うことです。平坦な所ではピンまで3分の2の距離を打てればOKだと思います。ゴルフ暦が浅い頃はオーバーよりショートの方が取り返しがつきます。オーバーしてグリーン上を行ったり来たりするよりは、慎重にショートでもいいのでピンまでの距離を確実に縮めることに重点を置きましょう。
まとめ
いかがでしょうか。少しは役に立つ情報になれば嬉しいです。
まとめると100切りのためには大きなミスに繋がらないよう、ミスを単に抑えること、つまり最小失点に止めることが重要ですね。きっと100切りを達成した人にも言えることかもしれません。(自分に言いかせるようです・・・)
手堅くいってもミスが出ることがあります。だからと言って何も考えず博打を打つより、自分なりに考えて、今の自分ならこの方法がベスト!という選択をしてみてください。その後の結果は良くても、悪くてもいい研究材料になります。きっと、もっとゴルフが楽しくなるはずです!!
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